niwaradiの雑記

漫画アニメ関連の感想。

エガオノキミヘって鷲尾須美じゃなくて乃木園子の歌なんじゃないの?

シンデレラガールズについて書くつもりのブログだったのですがなかなかまとまらないので別アニメについて。

 

既出かもしれませんが気付いたことがあったので。

鷲尾須美は勇者であるのOP「エガオノキミヘ」を聞いてていい曲だけど歌詞がなんだかしっくりこないなと思っていたのです。三森すずこさんが歌っているので主人公鷲尾須美の歌と当然解釈するものだと思い込んでいて、歌詞を須美から園子の想いとすると「おかえり」のあたりとかなんだかいろいろしっくりこないなと。ここは友奈への想いも込められているっていう解釈は見かけたんですが、須美→園子を逆にして園子→須美とするのが一番しっくりすると気付きました。

 

いくつかポイントを挙げていくと

「見返したアルバムの中で」

結城友奈は勇者である最終話後に記憶やアルバムを取り戻したかもしれませんが、須美=東郷は過去の記憶や記録を没収されている。

 

「ただいまと言ってね」「きっとすぐに迎えに行く」

ただいまというべきは須美のほう。迎えに行ったのは園子。

 

「ねえずっと待ってたよキミのことを。おかえり私をもう二度と置いてかないで」

ずっとがあるので東郷→友奈より園子→須美と解釈したほうが自然。

 

あとこれは共感してもらえるかわからないのですが、キミの二人称は須美らしくない気がしていて、園子→須美のほうがしっくりくる気がするのですがどうでしょうか?

 

そうは言っても歌ってるのは須美役の三森すずこさんじゃないかと思われる方もいるかもしれませんが、歌詞の対象になっているほうに歌わせるという手法には前科があります。結城友奈は勇者であるOP「ホシトハナ」も勇者部の5人が歌っていますが、歌詞を読めば神樹様→勇者部への歌なのです。ストーリー的に「咲き誇れ」と自分たちで歌えるはずがないですから。「エガオノキミヘ」と「ホシトハナ」の作詞者はどちらも中村彼方さん。

 

それにしても

「キミを連れて駆け出すよ誰も追いつけない場所へ」

の部分に少し不安を感じるのは考え過ぎでしょうか。アニメ版では見ませんでしたが鷲尾須美小説版では園子が東郷の暴走を教唆するような台詞を言っていたと記憶しています。

いずれにせよストーリーと合わせて心に響く曲です。